2017-09-30 記憶のはじまり わたしが経験した「鬱」というもの 忘れたい日々だと思ってきたけど 今は記憶から消してしまいたいとも思わない 長い長い年月をわたしは「鬱」として過ごした それを無いものにするのもおかしいな、と思う 今のわたしを語るにはあの頃のことを外すことは 不自然だ それでも遠い記憶は薄れていく 頭の中だけの記憶を文字にして残したいと思った どんな風に過ごしていたか 何を失い、 何を得たか わたしの為に書いておきたい だからこれは日記のような備忘録のようなもの 絡まった糸を少しずつほどいていくように 古い記憶から今までを 繋げてみようと思う