凜と生きる

私が経験した「鬱」というものについて

元気になってわかったこと

わたしは元気だった4年間、仕事そのもの以外にもたくさん楽しいことがあった

まずは自分でお金を稼げる幸せ

「母親」「妻」「主婦」以外の、「私」である

居場所ができたことは、思っていたより格段に嬉しかった

そして同僚との飲み会

夜に家族を置いて出かけるなんてしたことなかったから、新鮮だった

こんな世界があるんだと思った

わたしは専業主婦が望みだったけど、多分本当は専業主婦は向いてない、こうしてパートに出る方が合っているとまで思っていた

 

そして鬱の「しんどい」と元気な時の「しんどい」は確実に違うと知れたのはよかった

わたしは鬱の時、がんばれないのはいつも疲れているのは病気のせいなのか、気合いが足りなくて怠けているだけなのかわからなくなっていた

本当はもっとがんばれるのにやらないだけなのかもしれないと自分を責めていた

 

けれど違った

普通に健康な時のしんどいや疲れは、ちゃんと回復する

全然質の違うものだった

 

 

ああ、わたしは怠けてたのではなく病気だったのだと思えて救われた

 

あまり他には覚えていないのだけど、遊びに出かけたりもしていたし、あんなにできなかった家事も仕事をしながらの方ができるようになったのが不思議だった

4年もあったのに、仕事に関すること以外あまり覚えていない

どうしてだろう?

 

そしてこの後…