凜と生きる

私が経験した「鬱」というものについて

思うようにいかないな

働いて4年目を過ぎる頃から

仕事がしんどくなってきた

当時わたしは完全に「他者評価」で生きていたから、

ほかの職員や園長や保護者の目が

気になって仕方なかった

自分なりに精一杯やっていればそれでいいのに、

わたしは周りからどう見えてるのか、保育士としての自分はどうなのかを気にしてばかりだった

保護者に伝えた言葉のひとつが気になって仕方なかったり、子どもへの対応が間違ってなかったかを家に帰っても思い悩んでいたりした

楽しいこともいっぱいだけど、しんどいことも山ほどあった

続けたいけど、続かないかも…と悩んでいた頃

保育園は閉園となった

残念な気持ちとともにわたしはホッとしていた

 

ほかの同僚はすぐに他の保育園に就職したが

わたしは少し時間が欲しかったので地域のサポートセンターで有償ボランティアをした

働くお母さんに変わって幼稚園に迎えに行ってそのまま保育園に送るだけの仕事だったが

わたしは疲れが段々酷くなり、再就職する気持ちが薄れていった

 

そんな時……