凜と生きる

私が経験した「鬱」というものについて

さまよう

薬によって双極性障害になったので

わたしは先生に対して不信感を持った

もちろん無理やり薬を増やされたわけではないし、先生もよく考えて処方してくれていたことはわかっている

でも違う先生に診てもらいたいという気持ちが強くなったので病院探しを始めた

 

体はきつかったけど電車にのって市内の病院を数箇所回って診てもらった

けれど「今の主治医のところで続けて診てもらった方がいい」と言われたり、診てもらっても全然ピンとこなくて転院してもいいと思える病院はなかなか見つからない

その中で自転車で通えて予約もしなくていい

女医さんのいる個人病院がまだ一番マシかなぁと思い、転院も受け入れてくれると言われたのでそこに変わることを決めた

主治医はわたしの転院の申し出を快く受け止めてくれてすぐに紹介状を書いてくれた

この先生は穏やかで話をよく聞いてくれる人だったからわたしは割と好きだった

でも人格的にいい先生がいい治療者ではないのだな、と思う

的確に薬を処方できることを一番に望んだのでわたしは転院を選んだ

それは間違いではなかったと思う

 

そしてわたしは新しい病院に変わった

 

実はその前にもうひとつ病院にかかっているのだが、そこの先生の一言で酷く傷つく件があり

そこではカウンセリングも受けていたので

通い続けたかったけど無理だった

しかしカウンセラーはいい人で、そのあとわたしが通院できなくなってもカウンセリングが続けられるようにしてくれた

そのことは別でまた書こうと思う

 

初めて鬱で心療内科に行ってから4件目の病院となった

心療内科はこうやって転院する人は多いと思う

長く通うことになるから先生との相性や薬の処方が合うかということはとても大切なだから

 

躁転から一気に鬱になるのはとにかく辛い

この時の鬱の時期がおそらく一番苦しくて長くて辛かったと思う