凜と生きる

私が経験した「鬱」というものについて

素因について

鬱になる原因となった出来事を書いているが

そもそもわたし自身に鬱になりやすい素因が

あったからこそ発病したのだろう

遺伝なのか、体質なのか、突然そんな子どもが産まれたのかわたしにはよくわからない

親戚で鬱になった人をわたしは知らないが、

昔なら診断がつかなかっただけかもしれない

 

姉とわたしはもちろん同じ環境で育った

しかし姉は鬱ではない

けれど姉なりに苦しみはあったようだ

わたしは姉には甘えたり相談したりということをしたことがない

甘えた振り、頼る振りはしているけど

姉にはわたしを受け付けない壁のようなもの

が昔からあって今もそれは変わらない

 

ともかく、私は血縁者で頼ったり甘えたりできる人が1人もいなかった

それはあたりまえすぎて気づかなかったが、

かなり寂しいことだ

今は息子という血の繋がった味方がいるので

とても幸せだ